散るろぐ

こころふるえる感情メディア

あしたお休み?僕のオススメの本を雑に紹介しているよ

タイトルに「雑な」とつけて、グッとハードルを下げたのですが、それでも、本をお勧めするのって、けっこう勇気がいりますね…。今ごろ気付いています。

思いついた題名をひと通り並べて、誤字などをインターネットで調べていると、どうしてもレビューが目に入ってきます。そこで、めっちゃ酷評されていたり、低い点を付けられていると、本当にこれでいいのか?と不安になりますね。なにとぞ、はじめてのお使い的な、間違いなどスルーする空気でよろしくお願いします。

第一回は、外国の作家さんを選んでみました。スティーヴン・キングが大好きなのですが、いっぱいあるので除外しています。

それでは、はじめます。

***

ネルソン・デミル『将軍の娘』

ネルソン・デミルと言えば、ジョン・コーリー、シリーズなど魅力的な主人公が活躍する作品が面白いのですが、あえてこれを選びました。ミステリーになるのかな。舞台はアメリカの空軍基地です。ストーリーはあまり覚えていません。でも、もう一度読んだら絶対面白いハズ…。そんな記憶に残る名作です。


ケン・フォレット『大聖堂』

とても長いよ。上・中・下の3部作です。なにかこう「これは長丁場になりそうだな…」という局面に備えて常備しておきたいペーパーバックです。物語は中世のイギリスかな。ディケンズよりは古い感じです。大工さん一家が放浪しつつ大聖堂を建てるストーリーで、巨大建築による、観光、集客という、現代ビジネスにも通じる、仕組みと思想が興味深い作品です。


ロバート・ジェームズ・ウォラー『一本の道さえあれば』

「マディソン郡の橋」で有名な著者の短篇集です。表題の作品は、希望のない田舎の町を通る一本の国道と、その先に広がるなにかを描いたお話です。ひとつひとつの物語が生きていて、なにかを訴えてくる、とてもいい本です。


ジェフリー・アーチャー『チェルシーテラスへの道』

商店街の野菜屋さんの息子が、百貨店を建てるまでのサクセスストーリーです。見どころは、著者の語り口とプロットで、ずっとワクワクする展開が最後まで続きます。著者自身がコンテンツであり、すでに生けるレジェンドとなっていますので、合わせて読むと楽しさ倍増です。


ジョン・アーヴング『サイダーハウスルール』

ネットでは『熊を放つ』が好評みたいですが、私は、こっちが好きです。舞台はちょっと昔の米国です。本棚にこの本だけが見当たらないので、ストーリーが思い出せません。どこにいったのかな。サイダーハウス=リンゴ倉庫って事と、「シャイニング」というセリフしか覚えていませんが、面白かったのは間違いないです。ブラックコミカルラブサスペンスかな。なんだそれw


エリザベス・ゲイジ『パンドラの箱』

この著者の作品は、だいたいどれも同じテーストで、どれがどのストーリーだったのか、明確に記憶するのは困難を極めます。なんとなく、これが一番おもしろかったかなあ。主人公の紹介者が履歴書の技能欄に「○ェラ○オ」って書いたのが衝撃的でした。示唆に富んだ物語で、女性のためのサバイバル教本になる、かも知れません。


ノア・ゴードン『ペルシアの彼方へ〜千年医師物語』

舞台は中世です。ディケンズより古そうです。ともかく古い時代のお話しですので、ところどころ描写がフワッフワしています。医療知識の無い時代の苦悩と、根源的な欲求、生きることについて語られています。著者自身の知性とストイックな感性が、登場人物に強く投影されて、現代医療の常識に対しても斬新な視点を与えてくれます。


モーヴ・ビンキー『サークルオブフレンズ』

おそらく意識高い系のお話です。あらすじを完全に失念しておりまして、申し訳ない。なかなか良かった気がします。著者の人柄の良さが行間に滲み出ており、爽やかな読後感でした。


リチャード・バック『海の救助隊』

「かもめのジョナサン」で有名な著者の作品です。こっちの方がシンプルで楽しい気がします。トムクランシーの登場人物がすべてフェレットに転生したような、愛と勇気の物語です。絵本にして子供に見せてあげたいな。


ジョン・グリシャム『ペインテッドハウス』

名前より先に顔が思い浮かぶ、稀に見るクセ者顔の著者が本気で放ったカウンターパンチです。売れるから法律物を書くという信念を貫きつつ、サラっと別の題材を描ける天才に、世界は広いと感じざるを得ません。

余談ですが、たいへんに泥臭いストーリーのため、著者のお里が知れるという批判がありましたが、貧乏人が金持ちを批判するのと、金持ちが貧乏人を批判するするのは、同じメンタリティだなあと改めて感じました。誰しも親を選んで生まれてこれる訳ではありませんから…。

***

以上になります。
お役に立てましたでしょうか。この頃、本読んでないから、明日、あさっては読んでみようかな。


http://www.flickr.com/photos/40583702@N00/5240360344
photo by lynn.gardner