散るろぐ

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モテなんていらない

こんちは。チルドです。

大人の女性に、愛とか恋なんていうと、マヌケに見えるかな。それでもいいんだ。僕はずっと道化師でかまわない。


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photo by Jennuine Captures

モテるためには

インターネットにはモテるための技術があふれているよね。彼女をつくるにはどうしたらいいのか。意中の女性を射止めるにはどうすればいいのか。ナンパのテクニックから心理学や人心掌握術。金融工学まで持ちこんで、女性をおとしいれるノウハウが語られている。

どれを見てもすごいなと思う。びっくりするほど説得力豊かで、じっさいに似たような手法で彼女ができた、言いにくいけど落としたなんて話も聞いた。それは事実だろうし、それが現実っていうもんだと思う。

だけど、そこに愛や恋はなかった。彼らの成功体験の裏側にあるのは、満たされた欲望だけだった。金が欲しい。偉くなりたい。一流企業に就職したい。フリーランスで食っていきたい。

そして女が欲しい。

数ある欲望のひとつとして、策略の成果物として語られる女性たち。その顔が僕にはうまくイメージできないんだ。

奪い合うこと

夢を語れ、話を合わせろ、肯定し続けろ、共感しろ、カクテルというのは女性の判断力を鈍らせてオープンにするためのものだ。ここはそういう雰囲気を提供する場所なんだよ。

お酒で成功したなんて話も聞くよ。ベロベロに酔わせてしまうとたいてい上手くいくらしい。僕だってお酒を飲み過ぎて、誰かに迷惑をかけてしまったこともある。

だけど、さすがに素っ裸にされるなんてことはなかった。僕が男だから助かったんだろうか。お酒を飲み過ぎると動けなくなるから。

胸が痛いよ。それはもうハウツーなんて生易しいもんじゃない。略奪だよ。

地位もお金も名誉も、そして女性までも奪わなければいけないものなんだろうか。策略を巡らせ、好印象をあたえて、それと気づかれないように欲望を満たす。欲しいものを手に入れる。

一言で言えば、彼らは心の奥底で女性をなめているんだよ。馬鹿にしているんだよ。少なくとも女性を「人間」なんて思ってない。あわよくば股をひらく道具くらいにしか思っていない。

僕は、自分の身勝手な欲望で女性を傷つけたくないんだ。

モテなんていらないんだ。