散るろぐ

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僕が飲み会に行かなくなった理由

こんちは。ライターのチルドです。

もう夏休みに入りましたね。お子様のいらっしゃるご家庭では、海やプール、キャンプや合宿などのご予定で、親御さんはてんてこ舞いかも、なんて想像しています。

いっぽうで夏休みは、なにかと誘惑の多いシーズンでもあります。思春期のお子様がおられるご家庭では、ご心配が絶えないかと思います。


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photo by martingarri

飲み会の思い出

あれは学生(20歳)の夏休みの出来事でした。僕はもっぱらアルバイトに明け暮れる毎日でしたから、休みも関係なく働いていました。

そんなとき、学校の友人から電話がかかってきたのです。今度の土曜日に飲み会をやるから来るように、とのことでした。

僕は急なことに驚いて、アルバイトがあるから行けないと断ったのですが「お前はもう既にメンバーに入っている」という意味不明な理由で強引に参加させられることになってしまいました。

僕は仕方なく承諾すると、翌日、アルバイト先でシフト表を組み直し、関係者各位にお詫びしながらスケジュールの調整をおこなったのです。

1000円ジャンケン仲間

集合は地元の居酒屋でした。僕は不安しかない行事に参加すべく、重い足取りで目的地に向かいました。

そしてお店が見える角を曲がると、電話してきた友人が満面の笑みで歩み寄り、握手をしてきました。その後ろには1000円ジャンケンのメンバーがいました。

女の子たち

友人はともかく、ほかのメンバーとは、できれば学校の外では関わりたくなかったのですが、ここまで来たらもう後戻りはできません。

僕は覚悟を決めて、いつものノリでハイタッチしながら店内に向かいました。すると僕たちのあとから、見知らぬ女の子のグループがついてきました。

どうやら、その子たちも一緒の席につくようでした。チラっと見ると、なかなか可愛い子もいました。

賑やかなパーティー

飲み会は、男性6名、女性6名の計12名でしめやかに、いや、和やかに進行しました。なにやら盛り上がっていたようですが、僕は黙々とビールを飲みながら、手羽先の唐揚げや焼きおにぎりを頬張っていました。

それから、けっこうな時間が過ぎて、満腹になり僕もちょっと飲み過ぎたかなと思って辺りを見ると、他のみんなの方がもっと飲んでいたようです。半分くらいはフラフラになっていたと思います。

つぎはカラオケにいこう!と誰かが言ったので、僕は荷物をまとめて立ち上がり、トイレに行きました。そこでひと息つくと、すこし冷静になってもう帰ろうと思いました。明日も朝からアルバイトが入っていたからです。


トイレから戻ると、みんながお会計をしていたので、僕も割り勘で支払いをしました。女の子たちは先に店を出た様子でした。

動かないゆっこ

お店を出ると、女の子のうちのひとりが、地面にしゃがんでグッタリしていました。かなり飲み過ぎた様子でした。

そこへ、僕の友人が近づき「大丈夫?」と声をかけました。すると、女の子がなにか返事をしました。

ほかのみんなも心配になって集まってきて、ゆっこ起きてー、ゆっこカラオケいくよー、と呂律の怪しいハイテンションで呼びかけました。

するとゆっこは「ぶう」と言いました。言った、というより、それはオナラでした。僕はとっさに聞こえないふりをしましたが、かなり動揺しました。

しかし、僕たちよりも女の子の方があせったらしく、ゆっこ!ゆっこ!と呼びかけて目を覚まさせようと、肩を強くゆすりました。
すると、「ぶっ、ぶっ」「ぶーーーーーーっぶほあっ」という具合いに、事態をさらに悪化させてしまったのです。

帰り道に

そのあと、ゆっこは女の子ふたりに支えられて帰っていきました。ほかのみんなはカラオケに行くからと去り、僕はひとり駅へ歩きました。

その道中で僕はいろいろ考えました。僕も飲み過ぎて道端で嘔吐したり、靴を片方無くしたりしました。トイレで2時間くらい倒れていたこともあります。

でも、今回のようなパターンははじめてでした。あのとき僕はどうすればよかったのか…。そして何もできなかった自分の無力さを痛感し、もう飲み会に行くのはやめて、おとなしくアルバイトしていよう。

そう誓ったのです。

終わりに

サラッと書こうとしたのですが、思いのほか長くなってしまいました。お読み頂きありがとうございます。

夏休みは子供にとって大きな楽しみですが、同じくらい危険も潜んでいます。とくに思春期の若者は、はめを外しがちになってしまいます。

親御さんがお子様を監視し過ぎるのも良くありませんが、ある程度は目の届く範囲で、しっかり守ってあげる心構えも必要になるかと思います。

しっかりしているように見えても、まだ子供ですからね。


では、良い夏休みを。