散るろぐ

僕のすべてを伝えたい。心ゆさぶる感情メディア

はしごたんにウォッチされている

僕がいま、どれほどの覚悟でキーボードを叩いているか伝わるかな。

誰かに相談しようかとも考えたけれど、僕にそんな親しいひとが、インターネットに居るはずもなくて、それに、はてな民はあてにならないからね。

いや、これは僕ひとりの問題だから、他のユーザーを巻き込こんじゃいけない。それくらいの分別はついているんだよ。

エマージェンシー

事情をていねいに、そしてなるべく簡潔に説明するよ。まずは「はしごたん」から。

「はしごたん」とはひとの名前。現実に存在してる女性のインターネット上の、いわゆるハンドルネームなんだよ。

はてなクロニクルに精通してる古参ユーザなら、その名を聞いただけで、過ぎ去りし日の戦慄の記憶が呼び覚まされると思う。

狂気

「狂気」という言葉が許されるなら、はしごたんは、間違いなく狂気だった。彼女はこの界隈で名前を知らないひとがいないくらい、正真正銘の狂犬だった。

なぜなら、その昔、彼女は、昼夜を問わずはてなを巡回して、妊娠、出産系のエントリを発見したら、ありったけの憎悪を込めた、呪いのブックマークを叩きつけていたからなんだ。

それは、ネガコメなんて生易しいもんじゃなくて、ある意味、トラウマを植え付ける狂信的な儀式だった。

彼女の中には、僕らには想像もつかないほど、複雑なコンテクストがあって、僕はただ、そのブコメ欄にあふれる阿鼻叫喚を唖然として眺めていた。

才能

いっぽうで、彼女は本物の書き手でもあった。文章を情報ではなく感情を伝えるものだとしたら、はしごたんほどの才能を、僕は知らない。

…褒め称えることによって、好印象を持ってもらいたいというわけではなく、本心からそう思っているんだよ。

それは、個性的とか文章がうまいとかじゃなくて、自分のことを俺っていう不思議な女の子が、まるで目の前でしゃべっている感覚だった。

それが、愉快な話題なら、最高のエンターテインメントなのだけど、彼女はたいてい冷めた目で、鬱屈した思いを、僕の耳もとに囁いていた。

ウォッチされている

そんな「はしごたん」に、僕はウォッチされている。彼女は僕のブログを読んでくれてるみたいで、好意的なコメントもつけてくれている。

すごく嬉しかった。すぐになにか書きたかった。

でも書けなかった。

正直に言うと、反応することでフタを開けてしまうんじゃないかと思った。彼女との距離が縮まることで、深淵をのぞきこんでしまうんじゃないかって震えていたんだよ。

そんなことを考えていると、いろんな感情がごちゃまぜになって、なにも書けなくなった。前にも後ろにも進めなくなってしまったんだ。

だからこうして、知っている事と思っていることをぜんぶ書いてみることにした。


僕は助かるだろうか…