散るろぐ

僕のすべてを伝えたい。心ゆさぶる感情メディア

パーティーのお誘いが来たよ


一月某日、パーティーへのお誘いが舞い込んで来た。募集要項は、独身者限定、男性10名、女性10名という、ずいぶんときな臭い案件なんだけど、行くべきかな…。

僕はまっさらな経歴、まったきシングルだから、もちろん、出席は可能なんだよ。

だが、ちょっと待ってほしい。

どこのオカメポンチが来るのかもハッキリしないパーティーに、4500円を払うのはリスクが高すぎやしないか。無論、僕のサイフには、50枚の紙幣が入れっぱなしになっているから、金銭面の不安はない。

さりとて、4500円をドブに捨てられるほど裕福でもない。居酒屋のパーティーだから、飲食代と割り切れば少しは気が紛れるけど、実質2000円程度しか飲み食いできないんだよ。

つまり、会費4500円のうち、50パーセントは「出会い」に支払っているんだ。

ならば、素直に4500円の食事をしたり、A5ランクの和牛を肴に一杯やったり、あるいはゲームを買って家でのんびり楽しむこともできる。選択肢は無限にあるんだ。


しかし、2250円で出会わせてあげますよ、と言われたらどうだろう?

率直に言って、悪い気はしない。

とあるコミュニティの集まり、しかも独身者限定なので、40代女性は軽く排除されるだろう。狭き門だからね。参加にあたって、そこまで詮索することはできないけど、 いって35歳アンダー。半数は20代に違いない。

僕が、なんの理由もなく、20代のおにゃの子と食事できる機会があるだろうか。そう考えると2250円は、とてもリーズナブルなのではないのか?

そして、一人くらいは酔っぱらって正常な判断力を失ってくれるかもしれない。つまり、王監督じゃない方のワンチャンが、僕にもあるかも知れないのだ。

どうする?

どうしたらいいと思う?



選べない道の前で、僕は立ち尽くしている。