散るろぐ

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匿名コメントは良質な空間を汚染する

昨日、はてなブログにある NewsPicks の公式アカウントより、匿名コメントは非表示しますからね、というアナウンスがされていました。なんでも良質なコメント空間を実現していくためには、実名による「責任あるコメント」が大切だと考えているからだそうです。



これって、裏を返せば、匿名による無責任なコメントは良質なコメント空間を汚してますってことです。ちなみに、はてなのサービスには、匿名コメントユーザーを大量に抱える「はてなブックマーク」があります。

はてブ匿名ユーザーのみなさーん。聞こえますかー。あなたの無責任コメントは、良質なコメント空間を汚していますよー。


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匿名と実名

冗談はさておき、匿名コメントは無責任なのか、ってところは、10年まえにさんざん議論され尽くしたことなんですよね。

もちろん、結論なんて出ませんでしたけど、僕の個人的な感覚では、匿名にも一定の価値を認めようってとこに着地したように思います。ざっくりですけど。

そこで思ったのが、 匿名、実名の認識の差が、最近の世代によるインターネットへの接し方の違いに現れているんじゃないかと。

匿名実名論争を経てきた世代は、匿名の発言にも一定の価値を認めているように思います。そこからバカッターのように、匿名なにそれ?という世代がいました。こちらは、インターネットの匿名性は保証されていないことを知って慎重になっています。

そして現在のインターネットとリアルが意識の中で紐付いている世代の登場です。ブログでも、実名は恥ずかしいから使わない程度で、基本的にはひとつの人格として統合されています。ですから、オフ会も普通の知り合いのように積極的に参加します。

インターネットは退化している

インターネットが10年を経て、匿名は便所の落書き説が一周してきたわけですが、変わったのは人間じゃなく、インターネットの方なのかなと。

ネットに広告費が流れ込んできたことで、お金を稼げるようになりましたし、それに連れてプラットフォームでユーザーを、いや、個人の発言を制限するようになりました。

…制限は言い過ぎですが、小さい声は小さく、大きい声はさらに大きくという感じです。この変化によって、本音を話せるインターネットは消え、建前で覆い尽くされてしまったように感じています。

これって、僕には退化に思えてならないんですが、いかがなもんでしょう。


お粗末でした。