散るろぐ

こころふるえる感情メディア

クレームの電話がかかってきた

ツイッターで「食いもんみんな小さくなってる」という話題があった。

ツイートを要約すると、ポテトチップスの量が70gから55gになったり、ミートソースやトマトソースの缶詰が小さくなっていたり。

つまり、値段はそのままで量を減らして値上げしてるってことだった。

実は、うちの会社も同じことをしていて、つい先日は、それでひどい目にあった。

去年まで、1キロで売っていたのを、値段はそのままで800グラムにしていた商品があって、それを3個売ったら、あとから強烈なクレーム電話がかかってきた。

「はい。○○商店です」

「さっき△△を3つ買った者やけどね」

「あ、ああ…どうしました?」

「どうしたやないよ!アンタ!これ、800グラムしか入ってないやないかッ!!」

「あ、ああ…えー、規格が変わったんです」

「値上げやないかッ!」

「あ、ああ…、そうですね、言ってなかったですかね…」

「聞いてない!なんで言わんのかッ!」

「あ、ああ…、すいません。一応、変わってから説明はしていたんですけども…」

「聞いてない!聞いてない!」

「あ、ああ…そうでしたか…。申し訳ないです…半年前に変わって、それから3ヶ月くらいは説明してたのですが…」

「なんで言わんのか!」

「いや、その、買われる方にご説明はしてたんですよ…」

「聞いてないッ!」

「いや、完璧に全員に説明するなんて不可能じゃないですか」

「なんで言わんのかッ!」

「いや、ですから、もうお伝えしたつもりだったんですよ」

「いつ変わったんかッ!」

「半年ほど前ですかね…いちおう最初はずっと説明していたんですが…」

「 聞 い て な い !」

「ですから、説明はしていたんですよ。僕も人間なんで、完璧にすべての方に伝えるのはちょっと…」





「もういい!」

ガシャン!!




と、まぁ、こんな感じだった。

今年の3月に決算があって、そのとき規格も変わって、お客さんには、その都度、個別に説明してたんだけど、もう半年以上経ってる。いつまで言い続けなきゃなんないんだよって感じだった。

はじめに謝ったのは、返品か、1キロ入りへの交換(無償)には、応じるつもりだったから。こっちが伝えなかった落ち度は、確かだから。

ただ、アイツは、こっちがコッソリ値上げしてた事に怒って電話してきたようだった。


やれやれ。


この日は、もう、なんだか、なにもヤル気が起きなくて、一日中イヤな気分だった。ジムへ行くのも休んでしまった。

今でも、思い出すとちょっと気分が悪くなるのだけど、整理だけはしておこう。

  • 値上げしたのは僕じゃない

そもそも、減らしたり値上げしたのは僕じゃない。会社の方も、原料が上がってるからしょうがないってことだった。つまり、誰が悪いワケでもなく、需要と供給のバランスで価格が変動したってだけなんだ。

大人なら解かれよ、と思う。

  • 一応、説明はしていた

1キロ当たり、30円くらいの微増だけど、一応説明はしていた。カルビーなんか大企業なのにポテチのグラム数を減らしても、アナウンスすらしない。それを考えれば、ウチはわりと誠実に対応してると思う。

  • 返品、交換には応じるつもりだった

聞いてなかった、と言われれば誰であれ、それなりの対処はするつもりだった。説明不足は認識してたから、要求があれば、なんらかの解決があったけど、文句を言いたいだけのクレームにモヤモヤした。


僕だって、生産者であると同時に、消費者でもあるから、いろいろ不満に思うこともある。

でもそれを、末端の人間にぶつけてもしょうがないよね。クレームを入れたくなる気持ちはわかるけど、どうして欲しいかの要求は明確にしてから言ってほしい。



とりあえず、アイツはもう二度と来んなよと思う。