散るろぐ

ここが僕のアナザースカイ

吉本ばなな著「デッドエンドの思い出」を読んだ

よしもとばななが好きで、ときどき読み返したりしている。彼女の本はぜんぶ読んでると思うけど、著者だけ見て選書するスタイルだから、時系列はわからない。これも短編だったと思うけど、正確には記憶していない。

あらすじは、主人公の女の子がアルバイトしているお洒落なカフェ(隠れ家的な)に、わざと高額預金してある通帳を開いてみせて、店の子をナンパする金持ちおじさんが現れる。

一方で、ピアノの上手な主人公の女の子の家には、ときどき近所の少年がピアノを習いにくる。少年はピアノより主人公に会いたくてくるのだけど、それを「ヤりたいだけでしょ」と追っぱらう。

ストイックでシニカルな女の子の主人公。

僕はそれが、やがて真実の愛みたいなのに出会うのかと思いきや、物語は想像を絶する展開に。

なんと、主人公の女の子は、お金もちおじさんの家でパンツを脱いでしまう。

何かを見落としていないか、救いを求めるようにページを繰ったけど、徒労に終わった。おじさんと寝てもいいなら、せめて少年にキスくらい、いいんじゃないの。

悲しくて泣いた。