散るろぐ

ここが僕のアナザースカイ

親戚の集まりが苦手

きのう、お葬式に行ってきた。

亡くなったのは、父方の遠い親戚。僕はまったく面識が無かったのに、父は二日酔いで「外せない用事がある」って言うし、姉は忙しいってまくし立てるから、けっきょく僕が行くハメになった。

集まってたのは40名くらい。知らない人ばかりで、場違いな気持ちでいっぱいだった。だから香典を渡したらすぐに引き上げるつもりだった。

それが、せっかく来てくれたからって引き止められてしまって、僕は、見知らぬ人たちに混じって食事をするはめになってしまった。

僕はふだん外食をしなくて、どこのなんとも知れない料理を食べたくないんだ。

ところが、食べてみると、思いのほか美味しい。

聞けば老舗の料理店に頼んだという話しだった。僕はナルホドと頷いて、一品ずつ味わいながら口に運んでいた。

そのとき僕の対面に座っていた女性が、不意に口を開いた。

「なんか食べてる気がしない。これなら吉野家の牛丼のほうがマシね」

僕は、自分の舌が肥えてるとか、繊細な味覚を持っているとは思わない。僕も牛丼は好きだし、近所のラーメンも食べる。

だけど、この料理はそれとは違う文化のものなんだよ。おなじ「食」だけど、比較できるものじゃない。

公然と不平を口にする神経も信じられないけど、安価な良品を持ち出してさらに貶める発言には唖然とさせられた。

価値観は人それぞれで、批判するつもりはないけれど、こんなふうになりたくないと、強く思った。