散るろぐ

ここが僕のアナザースカイ

癒やしのトイプードル

ハッピーメリークリスマス。こんな素敵な夜に、僕のブログを読んでくれるなんて、おたくもツウだねぇ。わかってる。みなまで言わなくてもわかってるよ。

お察しのとおり、僕のクリスマスは普段と変わらないよ。可愛い女の子とディナーもなければ、ホテルのキーをポケットに忍ばせてもいない。おウチで普段どおり生活してるよ。

昼間は、ランニングしてきた。2キロくらいの山道を、登って下りてくるんだけど、最初はぜんぜん走れなくてね。坂が急過ぎてゆっくりでも登れないんだよ。それから、20回目くらいかな。はじめて歩かずに往復できたんだよ。あのときは、嬉しかったなあ。

それは、僕の個人的な楽しみとして、今日話したいのは別のことなんだ。

今日も、山のてっぺんまで登っておりてきた。その途中で、60歳くらいのご婦人とすれ違ったんだよ。小走りの僕に対して、ずいぶんとゆっくりした歩調で歩いていて、膝でもわるいのかと思ってた。

それがよくみると、犬の散歩をしていたんだよ。トイプードルっていうんだっけ。あの、モッフモッフしてコロンコロンとした可愛いヤツだよ。ご婦人は、そのトイプードルの歩調や道草に合わせていたから、あんなにゆっくり歩いていたんだね。



なんというか、ひどく疲れた感じのご婦人で、旦那の浮気やDV、子供の家庭内暴力や不登校、若かりし日のセクハラやパワハラ...。そんな数々の不遇に、じっと耐えて来ました、って感じの、そんな雰囲気をもったご婦人だった。

それがね、実に幸せそうにね、トイプードルを見守っているんだよ。あっちにフラフラ、こっちにヨチヨチ歩くトイプードルをね、こころの底から愛おしそうに、とびきり優しい目で見守ってるんだよ。

実に、実に良い表情だった。

ご婦人にとって、そのトイプードルだけが、世界の希望だと言うようなさ。本当にいい顔をしていた。

僕は、ペットを飼うなんて面倒だなとか思っていたけど、ああゆう関係になれるなら、ペットもわるくないなあと。あれこそ癒やしなんだろうなあ。




そんな気持ちで、ご婦人を見送って家に帰った。