散るろぐ

ここが僕のアナザースカイ

「君の膵臓をたべたい」を読んだ

何周おくれて来たんだという感じだけど、「君の膵臓をたべたい」を読んだよ。

たまたまGoogleから、400円分の図書クーポンが送られてきて、Googleアンケートの300円と合わせたら700円の本が買えるから、適当にザッピングしていたら、この本を見つけた。

まえからタイトルが気になっていて、それが丁度よかったから、電子書籍で購入してみた。


感想

賛否両論あるんだろーなあ、というのは、ちょっと読んだらわかった。かなりライトノベルテイストな文章表現というか、号泣するのを「あああああああああああああああああああ」で表現するのはアリなのか?とか、いろいろと。

でも、僕は率直に言ってすごく良い小説だと思った。とくに主人公の男の子と、亡くなってしまう女の子の考え方の違いを書いているところ。自己の存在価値は、他人が作るのか、それとも自分自身が作るのか、というところだけど、どちらが正しいかではなく、お互いを尊重するカタチで理解するという切り口は、ありそうで無かったと思う。

ライトノベルテイストな文章も、あえて書いてるのかなと。全体の雰囲気から察するに、純文学っぽく書こうと思えば、いくらでも書ける感じがして、それでもあえてこのカタチで出したのは、若い人に読んでほしいと思ったからなのかなとか、いろいろ想像してみるけど、それはわからない。

近ごろ、ろくでもない仕事や生活に疲れて、落ちこんでいたけど、この本から、生きる気力みたいなものを感じられて、やっぱ小説はいいなあとしみじみと感じている。

僕は、本が好きなところと、他人に興味のないところなんかが、主人公の男の子にとても似ている。そして僕も、社交的な彼女を通じて、人との関わりについて同じようなことを感じたりした。

でも、それからも、積極的に人に関わりたいとは思わなくて、あれから30年、生きてみたけど、あまり変化はなかった。

ところで、女の子って、なんであんなに太宰府天満宮が好きなんだろう。小説の中でも、女の子が一泊旅行で太宰府へ行くのだけど、僕が今まで付き合った女の子も、3人とも最初に遠出してデートしたのは太宰府だった(もちろん僕はどこでもいいと言った)。

梅ヶ枝餅は、あんこの入ったお餅を鉄板で焼いて、アツアツを食べるという、ただそれだけのおやつなんだけど、それがなぜか本当に美味しくて、福岡へ来る機会があったらぜひ食べてみてほしい。

今日は、そんなところです