散るろぐ

ここが僕のアナザースカイ

合格発表

今日は、高校受験の合格発表があったようです。学生のみなさん、お疲れさまでした。合否はともかく、その結果は、今後の人生の大きな糧となるでしょう。

僕は15歳のとき、3つの高校を受験して、2つ受かりました。偏差値34と37の2つです。42は落ちました。そして37へ進学しました。あれからもう32年も経つのですね…。時間の流れは残酷です。

受験で思い出すのは、僕が中学2年生のときです。親戚のうちの子が、ちょっと良い高校に受かったんです。有名大学も目指せるような公立高校です。

すると、そのお母さんが僕の家へやってきて、自慢しまくるのです。もう、盛りのついたケモノのように「信ちゃんが○○高校に受かった!」と、吠えまくるのです。

しかし、僕には、それがなんのことかサッパリわかりませんでした。なぜなら、僕は、高校って中学と一緒で、近所に行くものだと思っていたからです。受験があるのは知っていたのですが、そんなに格差があるとは知らなかったんです。初心ですよね。

それくらい、僕の育った家庭は、進学について語られることのない環境だったのです。もちろん大学など、遠い異国のおとぎ話しでした。

姉は、ふつうの高校に入学したので、大学へいける学力はあったのですが、大学はお金がかかるという理由で就職しました。僕の父親は「大学へやる金などない」と、いつも堂々と宣言していました。

しかし、いま考えると、アイツはなぜあんなに堂々としていたのでしょう。子供を大学へやる金がないと自信満々だったのでしょう。本来、恥るべきではないでしょうか。あれが、昭和の父権だとしたら「ろくなもんじゃねえ」としか、言いようがありません。

いや、僕は、現在の自分の体たらくを、育った環境のせいにしようという魂胆はありません。それを乗りこえて、変えるだけの時間は充分にありました。

ただ、僕は、その時間を無為に過ごしてしまったというだけです。