散るろぐ

ここが僕のアナザースカイ

ちいさくまとまる


自慢じゃないけど、僕はちいさくまとまってる。

それは、からだのサイズがコンパクトだとか、なんでも器用にこなせるとか、そういう意味じゃなくて、行動範囲や交友関係が、あまりにも限定してるってことなんだ。

昨日、グーグルマップを見ていたら、僕の移動情報がぜんぶ記憶されていた。それを見れば、何月何日の何時に、僕がどこに居たのかが一目瞭然なんだよ。おまけに地図上の点と点を、赤い線でむすんでいるから、どこからどこへ行ったのかも、完全に丸裸なんだ。

それを見ていたら、ほとんど毎日が同じパターンで、家から会社へ一直線、会社から家へ一直線という具合で、絶望的なくらい退屈なラインだった。もしも誰かが、テラリウムのような瓶で僕を飼育していたら、なんて面白みのない生物なんだって、ガッカリすると思う。

ちいさくまとまっている。でも、生活をパターン化して安心したいんじゃなく、ストレスのない快適な暮らしを追求していたら、限りなくシンプルになった。

どこにも行かない。
誰ともつるまない。
約束をしない。

この3つを、3本の矢のように束ねると、とても強固な鎧になる。つまり、僕こそ原理的ミニマリストと呼ぶにふさわしい。他者に行動をゆだねているうちは、まだまだなんだよ。

一方で、僕が退屈な人間だと言われたら、それは甘んじて受けるよ。

人類は変化によって生きのびてきた種だけれど、パンダが笹を食べたように、そして、コアラがユーカリを消化したように、僕も環境を逆手に取って、たくましく生きるつもり。

なにを言いたいのか、ちょっとわからなくなったけど、そんなふうに考えている。