散るろぐ

ここが僕のアナザースカイ

欧州と日本の景観の違い

言いたいこと、とくにないんだけど、とりあえずブログを書いておくよ。

ヨーロッパの町並みが美しいのは、それがひとつの財産という考えがあって、石造りの大きな建物や、その周りの景観は、旅行者をいっぱい集める、観光資源なんだ。

ケンフォレットの大聖堂という小説では、中世の欧州あたりで、石造りの立派な教会を作って、巡礼の人々を集める様子が書かれている。娯楽のない時代に、見上げるように大きな建築物は、現代で言うところの、アトラクションでありテーマパークでもあったんだよ。



それが日本の場合、生活圏が限られていて、そもそも人が密集して暮らしているから、集客する必要があまりない。だから、古くて不便な建物はすぐ建て替えてしまうし、町並みも、景観より効率を重視した画一的なものになってしまう。

また、ヨーロッパでは貴族がその美意識で領地を治めていたのに対して、日本では商売人が、お金の力で幅を効かせている。その結果、伝統や文化より、短絡的な利益を優先してしまう。

つまり、上品で落ち着いたものより、下品で派手な看板の方が効果が高い。どの時代も、一般大衆は愚かなものだから、コンテクストを無視した目新しく派手なものに騙される。

というのが、僕のかんがえた日本と欧州の景観の差なんだけど、どうかな。