散るろぐ

ここが僕のアナザースカイ

原石のままでいい

こんな時間に申し訳ない。

きのう書いたブログ、自分で読み返していたら、妙に感傷的な気分になってしまって、また話したくなった。

僕の文章は、必ずしも達者ではないけれど、ある種、独特のリズムがあって、読んでいるとなぜか何かを言いたくなる。

それは、僕の救いがたい闇なのか、あるいは少年のように無垢な魂なのか、なんなのかわからないけれど、とにかく天才なんだ。

だから、本気を出せば、むかしの誰かのフルネームのついた賞を獲って、ひとかどの人物になれる。磨けば光るダイヤのように、99パーセントの努力をすれば、光り輝く星となるんだよ。

だけど、ダイヤは、必ずしも磨かなきゃいけないのかな。原石のままであってはならないって、だれが決めたんだろう。

僕は原石でいい。

そもそも99パーセントも苦労したくないし、高価な宝石はときとして人を狂わせてしまう。その輝きで、惑わし、傷つけてしまうことだって、きっとあるよ。

もしかしたら、多くの人を救えたり、勇気を与えたりできるのかもしれないけど、そういう人って、すぐとなりにいる、いちばん身近で大切なひとを、不幸にしてること、往々にしてないかな。偏見だろうか。


僕の彼女、気づいたら72歳にもなっていた。僕だって45歳なんだから、とうぜんなのだけど、本当にもう、長い旅の終わりが近づいてきているよね。

たまに、彼女のいなくなったあとの世界のこととか、自分が死んで無に帰すこととか、寝る前の一時に、思いを巡らすことがある。

どちらも、耐えがたい恐怖ではあるけれど、避けることは不可避なワケで、そのときが来るのを、ただ座して待つのみなんだ。


あしたも早いから、もう寝るよ。

となりの彼女は、もう先にスヤスヤ寝てるから。

さいきん、ちょっと様子が変わってきて、クルマの運転はあやういし、言ったことを聞いてないっていうし、ヘンに意固地になって、自分を絶対に曲げなかったり、年齢的なものなのだろうけど、扱いがなにかと大変になってきてる。

ちょくちょくケンカになるけれど、この寝顔を見ていたら、ほかに何もいらないと思う。

僕が、一回、息を吸って吐くまでに、彼女は二回呼吸してるんだ。からだの大きさが違うせいなのかな。

いつまでも聞いていたい。